喪とメランコリア

たかがメインカメラがやられただけだ!・・それから停止するための。

飛蝗と蝶々とわたし

2006.09.09 Sat 01:44 - category:life

拝啓ムスカさま。
いよいよ人がまるで、塵のようです。

これでも、わりと新聞を読みnewsも見る方なのですが、最近は自分よりもずっと年下の少年少女が、まるで共食いのような行為をやってのけているんだなー

「サカキバラセイト」の事件、よく覚えている。
自分とそう変わらない小さくて幼いいきものが、同じく弱く脆いいきものを喰らってしまったことを。

さて、今のちいさなこどもは、これほどに脳裏に焼き付けることが出来るか、否か。
加害にしろ・被害にしろ、あまりにも多過ぎて、麻痺してしまいそうだね。
現に成人を過ぎたわたしがそうであるから、幼い子など、もうとっくに無痛でいるのかもしれないよ。


ちいさい頃、手の中に飛蝗(バッタ)だとか、蝶々を捕まえてさ。
誰かに見せようとして手を開いたとき、力の加減を間違えたのかバラバラになっていたりしたの。
その時は「あーあ」という位で、本当に何とも思わなかった。
無垢で、無知だ。

捕らえたのは「衝動」で、誰かに見せてやろうという後付の他に意味は無い。
瞬間的にはあったのかもしれないけど、散り散りになった後肢や羽に気付く頃に、それはもう思い出せなかった…ように思う。


山口県で少年の自殺遺体の発見の一報をうけたとき、少女のご両親はどのような御気持ちだったのだろう。
他人ながら、痛ましい。

発見された時既に腐敗が進み、頭と胴が離れた状態であったとききます。


彼は死をもって報いを、と思い永眠を望んだのか。
若しくは自らの幕引きもそう、「衝動」だったのか。

幼いわたしにはその心中を、知る由も術もなく



ただ、今の私を愛してくれている人がいること

その気持ちを、ありがたく思う

皆々様、常日頃なかなかいえないものですが、どうもありがとう

今なら掌に包んだ飛蝗も蝶々も、優しく放せるよな

Skin:Babyish

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