喪とメランコリア
たかがメインカメラがやられただけだ!・・それから停止するための。
わかってるわ。私は箸を上手に使うしかないのよ
2006.11.03 Fri 01:45 - category:life
帰り道
雛「冬ですね」
しごとばのAさん「うん」
雛「私、今日の夕飯はおでんにしようと思っているんですよ。普段あまり食べないけど、冬っぽいでしょう」
Aさん「うん」
雛「大根と、はんぺんと、こんにゃくと…」
Aさん「こんにゃく要らない」
雛「何故」
Aさん「しらたきがあるから」
雛「ほう、しらたき派ですか」
Aさん「…」
雛「あと、…餅きんちゃく」
Aさん「笑」
雛「何故。じゃあ、Aさんだったら」
Aさん「大根と、糸こんにゃくと、はんぺんと…」
雛「…」
Aさん「牛スジ」
雛「もともとは関西の種である牛スジ。渋い。実に渋い」
Aさん「あと、ちくわぶ」
雛「ちくわかア…練り物は少し苦手なんですよ。ちくわ。
…。え、ちくわブー(>高木と同音)って、何ですか」
Aさん「ブーじゃない、ちくわぶ」
雛「ちくわブウ(>魔人と同音)」
Aさん「…」
雛「うそうそ、「ぶ」ですね、「ぶ」。」
Aさん「白いちくわの事だよ」
雛「白いちくわですって!!」
Aさん「声でかいよ!!」
雛「普通のちくわの色ってそもそも何色でしたっけ」
Aさん「…茶色?」
雛「ああ、何か茶色にこげ茶のボコボコブツブツが」
Aさん「ブツブツ ボコボコ」
雛「ちくわぶってなんですか」
Aさんは最後まで「白いちくわ」で通して帰ってしまったので
調べてみました(暇人と罵れ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%82%8F%E3%81%B6
東京が発祥で、東京のおでんには欠かせないとまで褒め称え祭り上げられています。
ところで、上の会話の後いつものコンビニに寄りまして、早速おでん・チョイスを始めたのですが
長い菜箸で具を掴むのが中々難しいというか、厄介というか、面倒な作業でありまして。
丁度それが午後の11時過ぎということで、仕事帰りの人で程よく賑わっていた店内であり
店員さんにも
私がモビルスーツを散らかしたいつものあの女ということは気づいて頂けたようですが手伝いなんぞの余裕がある筈もなく
しかたなく自分でのんびりと物色しながら、チョビチョビと丼型のおでん用カップに具を入れていったのだけど
こんにゃくをそっと掴んだ途端
つるーん、とね。
こんにゃくってこんなに跳ねるんだ?!
と言うぐらい飛び出せば君は完璧なROCKETで。もう。
バインバインと好き放題跳ね回った後(のち)ふと床で静止すると、一気に萎え、そのままお逝きになられました。
ちくわぶどころじゃねえ。
この場から逃げ出したい。誰か今すぐ、私を連れ去って欲しい。
と、暫く遠目から床で萎えたこんにゃくを見つめていたら、店員さんが素晴らしきかな迅速さでささっと拾い上げてくれました。
御代は払います、と小声で言ったら
いいですよ、新しいの御取り下さい。と。
食べ物は粗末にしてはいけないと教えられてきた事と貧乏性も相俟って、本当に申し訳ないきもちでいっぱいでした。
ごめんな。
そして御前を二度と離さない。
と、何だか厳粛なる気持ちで
改めてこんにゃくを丼型の(略)に収めた私はレジに向かったのですがね
おでんは美味しくいただきました。
うん、冬の足音が聞こえてくるようだ(てきとう)
